2015年01月11日

新春トークサロン、終わりました!

全三回のトークサロン、昨日 最後の会を終えました。
参加された皆さま、ありがとうございました!

難しいテーマでしたが、自分なりに やり終えることができました。
テンパリ全開で 反省点は多々ありますが、悔いは残っていません。
屋比久先生と ロンさんとの対談で語られていた「やりきること」を
できたように思います。

会の前半は、スライドを使ったキーワードトーク。
私の夫の実家の脇墓を本墓にまとめた時の模様、終活、変わりゆく本土の葬礼のかたち、
沖縄の家制度、行事のルーツを探り、
行事が繋いだ人の縁、沖縄の祈りのカタチについて紹介しました。

休憩時間には 八重岳ベーカリー製作のくんぺんと お茶を愉しんでいただきました。

後半は、歓会鍼灸院の屋比久先生が 自分の直感を大切にする生き方のお話しをされ、
長谷寺の副住職、ロンさんを交えて、供養のあり方について語っていただきました。
身近な話しから先祖供養に繋がる話しへと 徐々に深まり心に浸透していく流れは、
屋比久先生とロンさんだから つくり出せたものだと感じました。

急激な近代化は人々を「見えない世界」「合理的でないもの」から切り離して
「見える世界」「合理的なもの」しか信じさせなくしてきたように思います。
でも人は長いこと「見える世界と見えない世界が一体となった世界」にこそ、
幸せを見つけてきたのでは…。
近代化がゆるやかに進んだ沖縄には、本土が早くに失ったものが
脈々と息づいているのを 会を通して改めて思いました。

毎回、アンケートが束のように戻ってきて、それを読むのは緊張します。

アンケートの言葉は後日、ブログで紹介します。

トークサロンに関わっていただいた方々に 深く感謝します。


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Posted by ソクラテス at 22:05 │トークサロン