2022年06月04日
2022年 6月の門カフェ
古今東西の思想を学ぶ、オトナの社会科 【門カフェ】。
人々の生き方、暮らしを支えてきた思想・叡智から時代に風化されない“普遍”のメッセージを探ります。
11年目をむかえた、ゆるやかな学びの場。
ゴールの108回目に向かって探究を、さらに深めていきます!
※2022年から 偶数月の第2土曜日に開催します。
6月11日(土)のテーマ
【 琉球の航海史 】
紀元前より海洋民族として発展してきた沖縄(琉球)の民。
貨幣や魔除けとなった貝の交易から始まり、14世紀には三山が明(中国)の要請にこたえて進貢しました。
シルクロードという陸路を通して発展した大陸の国々。
我らが琉球の人々は、黒潮(海流)と季節風に乗り、日本・東アジアへに広がっていきます。
【 取り上げるテーマ 】
◆ 船乗り集団『ひき』 とは?
船の上で何日も暮らす航海。
限られた小さな空間での生活は、管理・組織化されて社会性を育みました。
その組織の体系は、琉球王朝の士族の組織化に影響を及ぼしたといわれています。
どのような集団だったのでしょうか。
◆ おもろに見る『航海史』
船を進める北風と南風。
海人(ウミンチュ)は 鋭敏な感覚で、風を読み取りました。
風の名称は40ほどあるといいます。
琉球王朝時代に編纂された『おもろさうし』の、航海や気象に関する言葉をひもといてみます。
◆ 祈りと航海
男たちが航海に出ている間、残された女性たちは航海の安全を願い、祈りました。
祈りは次第に様式化されて、地域の祭祀となりました。
久高島の『イザイホー』は女性が霊力(セジ)を祖母から受け継ぐ儀式。
その儀式を通して、女子は『神人(カミンチュ)』となり、航海を見守る存在『オナリ神』となりました。
- - - - - - -
小さな島国で自給自足をしていた琉球の人々。
生きる為に必要なものは揃っていました。
交易を通して、シマにはない新たなモノと出会います。
『ココにはないけど必要を感じるモノ』は、シマに残りました。
何を選んで残し、何を必要と感じなかったのでしょうか?
それを わいわいと考察してみましょう。
ご参加、お待ちしています。
◇ 日にち 6月11日(土)
◇ 時間 10:30~12:30
◇ 会場:宜野湾市大山6丁目43-1
◇ 参加費 500円(お茶付)
はじめて参加される方は メールでお申し込みください。
hirobatalk@gmail.com
建物の前のスペース、川沿いに駐車できます。
人々の生き方、暮らしを支えてきた思想・叡智から時代に風化されない“普遍”のメッセージを探ります。
11年目をむかえた、ゆるやかな学びの場。
ゴールの108回目に向かって探究を、さらに深めていきます!
※2022年から 偶数月の第2土曜日に開催します。
6月11日(土)のテーマ
【 琉球の航海史 】
紀元前より海洋民族として発展してきた沖縄(琉球)の民。
貨幣や魔除けとなった貝の交易から始まり、14世紀には三山が明(中国)の要請にこたえて進貢しました。
シルクロードという陸路を通して発展した大陸の国々。
我らが琉球の人々は、黒潮(海流)と季節風に乗り、日本・東アジアへに広がっていきます。
【 取り上げるテーマ 】
◆ 船乗り集団『ひき』 とは?
船の上で何日も暮らす航海。
限られた小さな空間での生活は、管理・組織化されて社会性を育みました。
その組織の体系は、琉球王朝の士族の組織化に影響を及ぼしたといわれています。
どのような集団だったのでしょうか。
◆ おもろに見る『航海史』
船を進める北風と南風。
海人(ウミンチュ)は 鋭敏な感覚で、風を読み取りました。
風の名称は40ほどあるといいます。
琉球王朝時代に編纂された『おもろさうし』の、航海や気象に関する言葉をひもといてみます。
◆ 祈りと航海
男たちが航海に出ている間、残された女性たちは航海の安全を願い、祈りました。
祈りは次第に様式化されて、地域の祭祀となりました。
久高島の『イザイホー』は女性が霊力(セジ)を祖母から受け継ぐ儀式。
その儀式を通して、女子は『神人(カミンチュ)』となり、航海を見守る存在『オナリ神』となりました。
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小さな島国で自給自足をしていた琉球の人々。
生きる為に必要なものは揃っていました。
交易を通して、シマにはない新たなモノと出会います。
『ココにはないけど必要を感じるモノ』は、シマに残りました。
何を選んで残し、何を必要と感じなかったのでしょうか?
それを わいわいと考察してみましょう。
ご参加、お待ちしています。
◇ 日にち 6月11日(土)
◇ 時間 10:30~12:30
◇ 会場:宜野湾市大山6丁目43-1
◇ 参加費 500円(お茶付)
はじめて参加される方は メールでお申し込みください。
hirobatalk@gmail.com
建物の前のスペース、川沿いに駐車できます。
2022年04月05日
2022年 4月の門カフェ
古今東西の思想を学ぶ、オトナの社会科 【門カフェ】。
人々の生き方、暮らしを支えてきた思想・叡智から時代に風化されない“普遍”のメッセージを探ります。
11年目をむかえた、ゆるやかな学びの場。
ゴールの108回目に向かって探究を、さらに深めていきます!
※2022年から 偶数月の第2土曜日に開催します。
4月のテーマ
縄文の暮らし方 (97)
農業の始まりと共に、社会性が発達したホモ・サピエンス。
共同体から国家へ、帝国主義から資本主義社会へ。
それは環境破壊をもたらすことになり、歩みをとめて、人類全体が方向性を考え直すことを突き付けられています。
近年、耳にするようになった『サスティナブル』。
地球環境や経済システム、社会の文明の持続可能な発展のことを指していますが、
その暮らし方を、縄文時代の営み・文化から 見出してみようという今回の門カフェ。
【 キーワード 】
・移動する狩猟生活から定住生活への移行
・シャーマンの登場
・循環的思考
・辺境に残るもの。北海道(アイヌ)と沖縄からの考察
・死者との共生
・人生を生きる(縄文時代)
・生活を生きる(弥生時代)
・縄文は南から(自然の恵みを受けた愛の神様)
・縄文は戦前は国禁だった
さて、どのような展開となるのでしょうか?
ご参加、お待ちしています。
◇ 日にち 4月9日(土)
◇ 時間 10:30~12:30
◇ 会場:宜野湾市大山6丁目43-1
◇ 参加費 500円(お茶付)
はじめて参加される方は メールでお申し込みください。
hirobatalk@gmail.com
建物の前のスペース、川沿いに駐車できます。
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会が中止の場合は、こちらのブログでご案内いたします。
参加される方は、マスクの着用をお願いします。
会への参加を控えて、資料を希望される方はご連絡くださいね◎
(次の機会にお渡しいたします)
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人々の生き方、暮らしを支えてきた思想・叡智から時代に風化されない“普遍”のメッセージを探ります。
11年目をむかえた、ゆるやかな学びの場。
ゴールの108回目に向かって探究を、さらに深めていきます!
※2022年から 偶数月の第2土曜日に開催します。
4月のテーマ
縄文の暮らし方 (97)
農業の始まりと共に、社会性が発達したホモ・サピエンス。
共同体から国家へ、帝国主義から資本主義社会へ。
それは環境破壊をもたらすことになり、歩みをとめて、人類全体が方向性を考え直すことを突き付けられています。
近年、耳にするようになった『サスティナブル』。
地球環境や経済システム、社会の文明の持続可能な発展のことを指していますが、
その暮らし方を、縄文時代の営み・文化から 見出してみようという今回の門カフェ。
【 キーワード 】
・移動する狩猟生活から定住生活への移行
・シャーマンの登場
・循環的思考
・辺境に残るもの。北海道(アイヌ)と沖縄からの考察
・死者との共生
・人生を生きる(縄文時代)
・生活を生きる(弥生時代)
・縄文は南から(自然の恵みを受けた愛の神様)
・縄文は戦前は国禁だった
さて、どのような展開となるのでしょうか?
ご参加、お待ちしています。
◇ 日にち 4月9日(土)
◇ 時間 10:30~12:30
◇ 会場:宜野湾市大山6丁目43-1
◇ 参加費 500円(お茶付)
はじめて参加される方は メールでお申し込みください。
hirobatalk@gmail.com
建物の前のスペース、川沿いに駐車できます。
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会が中止の場合は、こちらのブログでご案内いたします。
参加される方は、マスクの着用をお願いします。
会への参加を控えて、資料を希望される方はご連絡くださいね◎
(次の機会にお渡しいたします)
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Posted by ソクラテス at
10:56
2022年02月08日
2月の門カフェは延期します
古今東西の思想を学ぶ、オトナの社会科 【門カフェ】。
人々の生き方、暮らしを支えてきた思想・叡智から時代に風化されない“普遍”のメッセージを探ります。
11年目をむかえた、ゆるやかな学びの場です。
2月の門カフェ (96)は延期します
会場が学習塾の門カフェ。
受験シーズンであることを考慮して、2月の会を 3月12日に延期します。
※2022年から 偶数月の第2土曜日に開催します。
次回のテーマ 『ホモデウス』からの学び
くわしい内容は、あらためてご案内いたします。
◇ 日にち 3月12日(土)
◇ 時間 10:30~12:30
◇ 会場:宜野湾市大山6丁目43-1
◇ 参加費 500円(お茶付)
はじめて参加される方は メールでお申し込みください。
hirobatalk@gmail.com
建物の前のスペース、川沿いに駐車できます。
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会が中止の場合は、こちらのブログでご案内いたします。
参加される方は、マスクの着用をお願いします。
会への参加を控えて、資料を希望される方はご連絡くださいね◎
(次の機会にお渡しいたします)
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人々の生き方、暮らしを支えてきた思想・叡智から時代に風化されない“普遍”のメッセージを探ります。
11年目をむかえた、ゆるやかな学びの場です。
2月の門カフェ (96)は延期します
会場が学習塾の門カフェ。
受験シーズンであることを考慮して、2月の会を 3月12日に延期します。
※2022年から 偶数月の第2土曜日に開催します。
次回のテーマ 『ホモデウス』からの学び
くわしい内容は、あらためてご案内いたします。
◇ 日にち 3月12日(土)
◇ 時間 10:30~12:30
◇ 会場:宜野湾市大山6丁目43-1
◇ 参加費 500円(お茶付)
はじめて参加される方は メールでお申し込みください。
hirobatalk@gmail.com
建物の前のスペース、川沿いに駐車できます。
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会が中止の場合は、こちらのブログでご案内いたします。
参加される方は、マスクの着用をお願いします。
会への参加を控えて、資料を希望される方はご連絡くださいね◎
(次の機会にお渡しいたします)
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2021年10月08日
10月の門カフェ
古今東西の思想を学ぶ、オトナの社会科 【門カフェ】。
人々の生き方、暮らしを支えてきた思想・叡智から時代に風化されない“普遍”のメッセージを探ります。
10年目をむかえた、ゆるやかな学びの場です。
10月の門カフェ (95) 【 トランスパーソナル心理学 】
『心理学』には、4つの大きな流れがあるといいます。
第1はフロイトの精神分析、
第2は行動主義心理学、
第3は人間性心理学。
そして、第4の勢力と呼ばれるものが 『トランスパーソナル心理学』 です。
第1の精神分析では、フロイトは人間の行動を引き起こしている原動力となっているものは、特定の「欲求」を満たしたいという動機にあるとしました。
けれど、その「欲求」は「無意識」の領域にあり、抑圧されている、のだと。
それを意識化することを治療の目的としました。
第2の勢力、実験・行動主義心理学では、
目に見えない意識や心を扱うべきではないと主張します。
目に見えるもの、観察・測定できるもの、つまり人間の行動を観察し「行動を修正」することを目的としました。
それらの批判として現れたのが、第3の勢力である人間性心理学。
マズローは、それまでの人間観が、あまりにも機械的・動物的・病的であると批判しました。
人間には主体性があり
「より良い人生を送りたい」「もっと成長したい」といった「自己実現欲求」など、より高次の欲求があると主張しました。
そして、人間性心理学の発展の中から、個としての体験を超えた体験を重要視した心理学の流れが登場します。
それが、第4の勢力、トランスパーソナル心理学です。
精神分析や、行動主義的なアプローチも取り入れつつも、人間の意志や主体性、成長への欲求を重要視し、自己超越した精神のあり方をも人間の真実として認めて統合しようとしたのです。
人生でおきる様々な出来事、あらゆる生きとし生けるもの、母なる大地と大自然、宇宙…すべてはつながっているという観点から、生きるヒントが説かれています。
「人生で起きることは、どんなことにも意味がある」
新型コロナの感染拡大により、先の見えない時代を生きる私たちに
どのような示唆を与えてくれるのでしょうか?
ご参加、お待ちしています。
◇ 日にち 10月16日(土)
◇ 時間 10:30~12:30
◇ 会場:宜野湾市大山6丁目43-1
◇ 参加費 500円(お茶付)
はじめて参加される方は メールでお申し込みください。
hirobatalk@gmail.com
建物の前のスペース、川沿いに駐車できます。
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会が中止の場合は、こちらのブログでご案内いたします。
参加される方は、マスクの着用をお願いします。
会への参加を控えて、資料を希望される方はご連絡くださいね◎
(次の機会にお渡しいたします)
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◇ 2022年の門カフェは、偶数月の第2土曜日に開催します。
◇ 助手(シマコ)が製作する冊子『ふくぐみ』が
ちいさな学びの場をスタートします→ふくぐみのちいさながっこう
10月23日 貝がおしえてくれること ※ 参加予約 受け付け中です!
人々の生き方、暮らしを支えてきた思想・叡智から時代に風化されない“普遍”のメッセージを探ります。
10年目をむかえた、ゆるやかな学びの場です。
10月の門カフェ (95) 【 トランスパーソナル心理学 】
『心理学』には、4つの大きな流れがあるといいます。
第1はフロイトの精神分析、
第2は行動主義心理学、
第3は人間性心理学。
そして、第4の勢力と呼ばれるものが 『トランスパーソナル心理学』 です。
第1の精神分析では、フロイトは人間の行動を引き起こしている原動力となっているものは、特定の「欲求」を満たしたいという動機にあるとしました。
けれど、その「欲求」は「無意識」の領域にあり、抑圧されている、のだと。
それを意識化することを治療の目的としました。
第2の勢力、実験・行動主義心理学では、
目に見えない意識や心を扱うべきではないと主張します。
目に見えるもの、観察・測定できるもの、つまり人間の行動を観察し「行動を修正」することを目的としました。
それらの批判として現れたのが、第3の勢力である人間性心理学。
マズローは、それまでの人間観が、あまりにも機械的・動物的・病的であると批判しました。
人間には主体性があり
「より良い人生を送りたい」「もっと成長したい」といった「自己実現欲求」など、より高次の欲求があると主張しました。
そして、人間性心理学の発展の中から、個としての体験を超えた体験を重要視した心理学の流れが登場します。
それが、第4の勢力、トランスパーソナル心理学です。
精神分析や、行動主義的なアプローチも取り入れつつも、人間の意志や主体性、成長への欲求を重要視し、自己超越した精神のあり方をも人間の真実として認めて統合しようとしたのです。
人生でおきる様々な出来事、あらゆる生きとし生けるもの、母なる大地と大自然、宇宙…すべてはつながっているという観点から、生きるヒントが説かれています。
「人生で起きることは、どんなことにも意味がある」
新型コロナの感染拡大により、先の見えない時代を生きる私たちに
どのような示唆を与えてくれるのでしょうか?
ご参加、お待ちしています。
◇ 日にち 10月16日(土)
◇ 時間 10:30~12:30
◇ 会場:宜野湾市大山6丁目43-1
◇ 参加費 500円(お茶付)
はじめて参加される方は メールでお申し込みください。
hirobatalk@gmail.com
建物の前のスペース、川沿いに駐車できます。
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会が中止の場合は、こちらのブログでご案内いたします。
参加される方は、マスクの着用をお願いします。
会への参加を控えて、資料を希望される方はご連絡くださいね◎
(次の機会にお渡しいたします)
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◇ 2022年の門カフェは、偶数月の第2土曜日に開催します。
◇ 助手(シマコ)が製作する冊子『ふくぐみ』が
ちいさな学びの場をスタートします→ふくぐみのちいさながっこう
10月23日 貝がおしえてくれること ※ 参加予約 受け付け中です!
2021年08月12日
8月の門カフェは休会します
8月の門カフェは お休みします。
次回は 10月16日(土)を 予定しています。
テーマは『出来事に意味を見出す』
トランスパーソナル心理学、チベット仏教の教えから考察します。
詳しい内容は 改めてご案内します。
次回は 10月16日(土)を 予定しています。
テーマは『出来事に意味を見出す』
トランスパーソナル心理学、チベット仏教の教えから考察します。
詳しい内容は 改めてご案内します。